康楽館は明治文明が誇る芝居小屋

秋田県小坂町に素晴らしい施設があったとさ。
失礼ながら東北の小さな町にこんなに華麗で優雅な場所があったなんて…うれしいビックリです。

康楽館

私の勤め先の社員旅行、全て社員が企画します。
2019年の日帰り旅行は私と同僚のOさんが計画しました。

「大館で秋田犬に触れ合う旅」がテーマです。
大館市に近い小坂町にあり、かねてより明治時代の名残の芝居小屋として気になっていた「康楽館」を旅に加えました。
今回の記事は大館と小坂をまわる旅としてまとめました。

小坂インターチェンジから5分ほどで到着、花巻からは2時間弱です。

秋田県鹿角郡小坂町 康楽館

第1弾は小坂町、康楽館です。

サイトで画像を見るのと実際に自分の目で見るのは、明らかに違います。
当時の最高の技術を駆使して作られた明治のロマンあふれる建造物に気持ちが高ぶりました。

康楽館

横から見る康楽館

建物自体が国指定重要文化財となっている康楽館。
白を基調とした外観に感動と興奮を覚えます。

康楽館

昔の横文字は右から書き始めました。

和洋折衷の施設ですが、外観は洋のほうが強い気がします。
今回は見学のみを予約しましたが、見学を終える頃にはお弁当をいただきながら、芝居を見てみたい気持ちになりました。

康楽館

中国の方?台湾の方? 観光コースに含まれています。

近くに小坂鉱山事務所という観光スポットがあり、共通チケットがお得…と思いましたが、JAFカードで4名が1割引となるので、8名で2枚のJAFカードがあるなら、単独でチケットを購入した方がちょっとだけお得です。

ちなみに花巻にもちょっとだけ雰囲気が似た施設があります。
ん? 建物色だけですかね?

早池峰と賢治の展示館

早池峰と賢治の展示館は大迫町商店街の表通りにあります。

康楽館の名ガイド

康楽館さんでは見学者にガイド(黒子)を付けてくれます。
ある程度まとまった人数になったらスタートするのか少数でもスタートするのかは分かりませんが、予約していたのでスムーズに進みました。
結論から言うと、流暢で知識豊富、ユーモアもある素晴らしい黒子ガイドさんでした。

康楽館

説明がわかりやすく、盛り上げ上手なガイドさん。マスオさんらしいです。

館内は地下、1階、2階から成っていて、まずは2階から。
階段の傾斜はけっこう急で幅が狭く、更に背が高い方は頭がぶつからによう注意が必要です。
芝居が行われる空間は和洋折衷、かつてのオーナーさんのこだわりだったそうです(ガイドさんから)。

康楽館

2階から見る御座敷

地下の舞台裏を拝見

2階から地下に。ところどころに歌舞伎や公演のポスターが貼ってあります。
中村○○さん、市川○○さん、ドラマ水戸黄門に出演された俳優さんたちも舞台に立たれています。

康楽館

ガイドさんが特別公演についてていねいに語ってくれました。

回り舞台をわずか2人で動かすそうです。縁の下の力持ちとはこのことですね。

回り舞台

華やかな舞台に裏方さんの力は必須です。

再び1階に上がってきました。
階段移動は相変わらず注意が必要です(私の身長178cm)。

衣装部屋も見せていただきました。

康楽館

独特の空気、独特の香り。嫌いじゃありませんよ。

楽屋を拝見

役者さんのサインの他に一般の方のいわゆる落書きがあります。
重要文化財となった後は、文化財保護法違反となり、損害賠償の対象となるそうです(実際に賠償金を支払っていただいたケースがあったそうです)。

役者さんのサイン

楽屋内 大物俳優さんも使われたようです。

ドラマ「水戸黄門」も東野英治郎から数えて、武田鉄矢さんが6代目?
武田鉄矢さんのサインも存在します。
ただし、海援隊時代のもの(笑)。2箇所にサインされていました。

有名人ならサイン、一般人なら落書き?

国の重要文化財指定以前ならまだしも?、重要文化財になった後は無断で書いてはいけません。

康楽館楽屋

重要文化財となった後に落書きはいけません。重要文化財でなくてもいけません。

舞台に向かって右側から見ています。
向こう側(反対側)からは役者さんが近づいた際に、おひねりを渡したり、役者さんと触れ合える機会が多いそうです。

舞台

座布団に座って、芝居弁当を食べながら芝居を楽しむ、至福の喜びですね。

見学とともに、公演の時刻もせまってきました。
公演を目当てにお客さんが入ってきます。

康楽館

座布団席は前から座るのが正しい姿、後ろから座るのは役者さんに失礼なそうです。

そして、最後にお土産を購入したくなるのでした(実際に定番のお菓子を購入しました)。

康楽館提灯

康楽館のお土産売り場。黒子ガイドさんの説明にテンションが上り購入意欲満々です。

小坂鉱山事務所

康楽館から徒歩3分。予定にはありませんでしたが、時間に余裕があるので、共通入館券もある「小坂鉱山事務所」を見学です。
木造の3階建て。ほとんど秋田の杉が使用されています。
バルコニーに立って「わが町バンザイ(岩手のローカル番組)」ポーズ、いわゆるバンザイポーズをとると気分爽快です。

小坂鉱山事務所

建物正面で写真を撮ると映えますね。

館内はあふれるほどの明治ロマン、洋風デザインが輝きを放っています。
康楽館同様、国の重要文化財に指定されています。

小坂鉱山事務所

館内には映写機など当時の最先端の機器が展示されています。

レンタルドレスで貴婦人に…予約が必要ということで、同僚のT子さんは残念がっていました。

小坂鉱山事務所

ドレスを着れば誰でも貴婦人

かつては小坂の象徴でもあった小坂鉄道の列車内を再現。
近くには小坂鉄道レールパークがあります。
康楽館、小坂鉱山事務所、小坂鉄道レールパーク 3箇所の総合観光スポットとなっています。

小坂鉄道

鉄道の音響も素晴らしい小坂鉄道

大変堪能させていただきました。
同僚のSさんは県外の某世界遺産(ちょっと書けません)よりはるかに良かった、見て楽しかったと話していました。
T子さんは次回お弁当をいただきながらの芝居見物、レンタルドレスを体験したいと言っていました。

ありがとうございました、特に黒子ガイドさんの説明に感謝いたします。

Follow me!